装丁家（ブックデザイナー）になる方法

読者が実際に手にする本の顔。作品にあわせて本の表紙をデザインする

装丁家（ブックデザイナー）の仕事内容

装丁（そうてい）とは、書籍の表紙やカバーのことをいい、これをデザインし、外観や体裁を整える専門家を装丁家と言います。ブックデザイナーとも呼ばれます。

カバーはいわば“本の顔”で、買ってもらうために書店でできるだけ人目につき、かつ内容を端的に表現した装幀にすることが求められます。そのため、装丁家は本の内容をしっかりと理解する事が必要で、時には原稿をあらかじめ読む事もあります。その上で、著者や編集者の希望を取り入れ、本のイメージを具現化していく力が必要とされます。

また装丁家の役割は、本の内容に沿って、紙の材質、文字の大きさや字体、挿入する写真、絵、イラスト、デザインなどを決めたり、本全体の設計に責任を持つ立場にあります。

装丁家（ブックデザイナー）になる方法

美術系の大学や専門学校で学んだ後、デザイン会社に就職して腕を磨くのが一般的です。

人気の装丁家の多くは、美術系の大学や専門学校でデザインの基礎を学んでいます。その上で装丁家の仕事を請け負っているデザイン事務所や編集プロダクションに就職したり、著名な装丁家のアシスタントになったりして技術を磨き、知識と技術を蓄えます。

実力が付き、実績ができてくれば、将来フリーライセンスになったり、デザイン事務所を立ち上げるたりすることもできます。

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装丁家（ブックデザイナー）の先輩から一言

装丁家（ブックデザイナー）に関連する職業＆資格

※装丁家（ブックデザイナー）に関係のある仕事の一覧です。